無趣味

な人間になるのが怖い。

特に大学入ってから強く思うようになった。

これは多分周りにオタクの友達がそれなりに出来て、そいつらが自らの趣味に没頭して楽しそうに人生過ごしてるのを見たからだと思う。

中高時代は、周りに所謂オタクは全くいなくて、むしろ普段何を楽しみに生きてんの?みたいな無気力もしくは中身のない人間ばかりが周りにいた気がする。

そんな環境だから当然何も生まれず、つまり虚無そのもので、とどのつまり全く人生を無駄に過ごしていたに違いないと思う。そんな環境から抜け出したくて、大学にまあまあ頑張って入ったはいいんだけど、今までのそれとあまりにもギャップがあって衝撃を受けた。大学には面白い人間がいっぱいいる。彼等と違って、自分は今まで何故アニメを見てこなかったのか、何故一つのゲームに没頭しなかったのか、何故数学を極めなかったのか、何故、と思うことしきりだった。そうして過ごして出来上がったのは、話してても何も楽しくない、教養も経験も感じられない無人間である。いや流石にそこまで盛って卑下することはないんだけど、今これを書いててそうだよなあと思うことはあるのだ。

最近アニメと数学とゲーム実況にハマってて毎日がまあまあ楽しいが、この面白さに気づいたのは大学に入ってからだ。もっと早く知っておけばなあ、というコンテンツは今後とも出てくるとは思うので、また後悔しないよう色々とやっていきたい。